未登記建物があった

11月に入り、徐々に木々が色づいてきました。

さて、最近現地調査に出かけた際のことです。調査前に、予め対象不動産の土地、建物の全部事項証明書が提示されていました。

しかし、現地で確認したところ登記されていない建物(と言ってもプレハブのゴミステーションとコンクリートブロック造のポンプ室)がありましたので、関係者に伺ったところ事業所の竣工後に建てられたものの、未登記せずにそのままだったそうです。

建物が未登記のままだと、金融機関は融資の際に債権回収時に債務者以外の第三者の所有権の主張や占有の発生といったトラブルの可能性を考慮するからです。また、建物の増築部分についても同様で、用途、構造、床面積等に公簿と現況に差異が生じれば、更正登記の必要があります。

未登記建物(増築部分)について、登記申請人に関する書類以外に資料を揃える手間もあり、建築確認申請書のほか検査済証、工事請負業者からの引渡証など時が経つことで失われることも多いと聞きますので、お心当たりがあれば融資・売買の際にいざという時に困らないよう登記されておくことをお薦めします。

なお、写真はこの夏に大阪市内某所で撮った写真ですが、3階建ての住宅の屋上がどうも増築されているような感じがしますが、登記されているのかどうかご想像にお任せします。