石垣島を訪ねて

 

 

今晩は、この三連休は沖縄県の石垣島へ行ってきました。沖縄県への訪問は、今回が初めてでしたがこの機会に是非見てみたいと思ったのは、石垣海上保安部の巡視船でした。
といいますのも、この石垣海上保安部の管轄の中に、2010(平成22)年9月の中国漁船による巡視船に対する衝突事件をきっかけに2012(平成24)年9月の国有化で注目された尖閣諸島が含まれるからです。
国土交通省の資料(平成30年6月13日開催 国土審議会 第16回離島振興分科会配布「日本の島嶼の構成」)によると、平成27年国勢調査による日本の有人島数を416島、無人島は6,432島とのことです。
ところで、離島に対してこれまで様々な振興立法が制定・改正・延長されてきましたが、その島々で生活するための営みを維持するのは並大抵のことではありません。
中国・台湾が領有権を主張する尖閣諸島へは、石垣島から約170㎞に位置し巡視船で約5時間の移動です。沖縄本島からはこの倍以上の時間がかかるので、去年の3月までに「尖閣領海警備専従」体制が構築され、1,000トン級の大型巡視船を含む12隻が配備されたほか人員も国内最大660人に増え、機能が大幅に強化されました。
領土・領海の実効支配のためにあらゆる努力をしなければ、最終的には北方領土(北海道)や竹島(島根県)のように不法占拠されかねません。
写真にある巡視船「みずき」の船名に覚えがあるので、後で調べたら2010年9月の衝突事件で追突されたほか、古くは2001(平成13)年12月の九州南西沖工作船事件で北朝鮮工作船に警告射撃を行ったりもしています。2001年の事件は、Xmasの時期に大事件として報道され社会に衝撃を与えましたましたが、翌年の小泉首相の北朝鮮電撃訪朝で、当時の金正日朝鮮労働党総書記に自国の特殊機関工作船であることを認めさせた上で拉致被害者家族の帰国にもつながりました。
一方、2010年の方は当初非公開でしたので後に内部告発のような形でインターネット上に流出し、当時の民主党政権が批判を浴びたことで覚えておられる方も多いと思います。
最後に、もし沖縄県特に石垣島をはじめとした八重山諸島へ訪れる機会があれば、国境最前線にいると意識されといいのかもしれません。