3月28日にセミナー「民法改正とこれからの相続対策のポイント」を受講しました

28日の夜、民法の相続改正案についてのセミナーを受講しました。担当された講師の司法書士 川村常雄先生から、1.(被相続人の)配偶者の居住権保護、2.遺産分割に関する見直し、3.(主に自筆証書遺言)遺言制度の見直し、4、遺留分制度の見直しを分かり易くお話頂きました。

お話の最後に、最終的に遺産分割協議を経て不動産登記にも関る場面では、「山林など二束三文だからと登記を放ったらかしにしないように」とアドバイスも盛りだくさんでした。といいますのも、複数の相続人が存在する場合、代替わりを重ねた後になっての相続人の追跡と遺産分割協議書や登記申請書などへの署名捺印への対応など、大変な手間になってしまうとか…。

そういえば、ずいぶん前〔2000(平成12)年頃〕に当時の勤務先でクライアントである企業の社宅を調査するため先輩鑑定士の準備のため法務局で隣接地調査をしていた際、既にコンピューター化されていたにもかかわらず、要約書交付でなくバインダー形式での登記簿閲覧の対応をされました。地目は山林で、恐らく100人近くの所有者が列記されていて、大半が○○助、○○左衛門などまるで時代劇で出てくるような名前がたくさん。帰社後、先輩に尋ねると「ああ、多分昔の集落単位での入会権が総有としての登記の記載方法なのだろう」とのこと。相続登記が大変な手間になるだろうと強く印象に残ったことを思い出した次第です。