二つのことから感じた情報発信力

 

 

 今晩は。週末はポカポカと、まるで春本番を思わせるような陽気でしたが今日の本降りの雨を挟んでまた明日から少々冷えるようですね。
 さて、どちらも先週の話になってしまいますが、ある二つの全く関係ない事柄から情報の発信力について考えてみました。
一つは、業界団体での研修会について大手住宅メーカー系列のマンション管理会社の幹部社員の方がマンション管理の実態について講演されました。現在、空き家問題が急速に社会で認知されてきている問題ですが、マンションについても未だ都市圏でタワーマンションに代表されるように供給が続く一方で、特に旧耐震基準時代の建築、バス便への乗り換えを要する、大都市圏での高額な駐車料などが災いして、過去に郊外で供給されたマンションを中心に空室率が上昇しているとのことです。
 講師のお話しの中に、この先マンションの価値を維持していくには管理組合又は住民自らの情報発信をすることで子育て世代を中心とした若い世代が住みたいと思わせるような工夫が必要とのことでした。その例として、首都圏のある築10年未満のマンションでは、管理組合が自身のHPを立ち上げマンションをアピールしながらAKBの歌に合わせて住民が踊る様子を動画で流しているそうです。情報発信することで、現地での生活環境が分かるのだとか。後で、私も見ましたが中々住民同士の交流が活発に思われました。

 

 

 

 もう一つは、同じ日の夜平昌冬季五輪より本拠地へ凱旋した女子カーリングチーム「ロコソラーレ(LS)北見」の選手の次の一言です。「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢は叶わないんじゃないかと思ってました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」
 彼女たちは、地域人々の応援に後押もあって3位に輝きました。地元の応援と彼女たちの活躍がこの常呂町にあると思いました。実は常呂町という地名に聞き覚えがあったのは、かつて国鉄民営化の直前までこの町を走っていた湧網線という車窓の綺麗な路線があったことからです。私が網走周辺のオホーツク海沿いを訪れたのは、廃止から10年近く過ぎた1996(平成8)年の初秋でした。彼女らの地元にあるサロマ湖ではなく隣町の網走市にある能取湖(写真添付)の方でしたが、まさに真っ赤な自然の絨毯のようでした。彼女たちの活躍をきっかけに旧常呂町(現在北見市に合併)は、大きな情報発信力を備えたと思います。
 これからは、不動産そしてその位置する地域の情報発信力が如何に人々の興味・関心を引き価値を高めていくのかが求められるのではないでしょうか。