長浜市の中心市街地活性化

 先週の日曜日、滋賀県の北陸本線の米原~木ノ本間で運行されているSL北びわこ号に乗ってきました。これだけなら、単なる遊びに行ったというだけの話ですが、SL列車の運行にあたって地域の街おこしの熱い思いが込められていて、運転開始から既に20年以上経過しています。

 元々は、他の地方都市と同じく郊外に自動車利用客前提の商業施設が建設により中心市街地が衰退しつつあった長浜市が、博物館都市構想を市が打ち立ててから官民挙げての様々な努力が試みられてきました。

取り壊しの危機にあった「黒壁銀行」こと旧第百三十銀行(1899年竣工)の保存と再生のため、1988(昭和63)年、長浜市及び地元事業家等により第三セクター「株式会社黒壁」が設立され、翌平成元年7月に黒壁スクエアがオープンしました。

 「黒壁ガラス館」として再生した後、黒壁はガラス館の周囲の古建築を、次々と美術館、ガラスショップ、工房、ギャラリー、カフェ、レストランへと再生していきました。

また、かねてから行政と地元経済界が一体となって京阪神から長浜駅までの直行列車の運行と新快速の乗り入れの推進がされてきましたが、1991(平成3)年9月、新快速を中心に京阪神方面から長浜までの直通電車が、多数運行されるようになり、観光まちづくりとの相乗効果を産み出し、当市の観光入込客数の大幅に増加しました。

新快速は大阪から長浜まで1時間40分程度の所要時間でしたが、地元の歴史と文化を活かしつつも観光客の利便性向上も併せての施策が功を奏したといえるでしょう。また、観光シーズン毎にSL列車が運転されるのも観光の大きな目玉となっていて、運転日は親子連れで賑わっています。

このように、地方都市の市街地活性化には官民挙げての事業推進と、交通網の整備又は利便性の向上が欠かせないでしょう。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ななしのごんべい (水曜日, 27 9月 2017 17:07)

    ちょっと、タイトル画像が暗いですね。もっと明るく。
    顔写真もいれて!

  • #2

    管理人 (水曜日, 27 9月 2017 23:17)

    ななしのごんべい様
    コメント有難うございます。タイトルの画像は、地元池田市で毎年8月24日に開催される「がんがら火」の大松明の様子です。ご意見、有難うございます。